2009年05月08日

日本人が初めてコーヒーを口にしたとき。

日本人が初めてコーヒーを口にしたとき。 
日本にコーヒーが伝播した話を紹介します。
江戸時代末期、長崎の出島にオランダ人が、持ち込んだとされています。
当時、出島で貿易に関係した 役人、商人、通訳 らが
飲み始めたのが最初 という説
オランダ人の生活に深く入り込んでいた遊女だけが飲んだ という説もあります。
「紅毛人の飲みなせる煎茶なり、焦げ臭くして味ふるに堪へず」
という文献も残されているように
日本人の味覚には合わなかったようです。
医師シーボルトがコーヒーは長寿をもたらす 良薬であると すすめた事
自由貿易が開始された事 などで
コーヒーが正式に輸入されるようになりました。
明治21年、東京 上野に 日本で初めてのカフェ「可否茶館」が
開店しますが、わずか4年で閉店してしまいます。
まだまだ日本人の味覚には合わなかったようです。
その後、日本に本格的にコーヒーが根付いたのは
フランス留学から帰国した、画家たちが銀座にカフェを開店し
当時の著名な文化人が好んでコーヒーを飲み
ペンを通して世の中に広がったそうです。
ヨーロッパではあっという間に広がったコーヒーですが
日本では鎖国の影響もあり、かなり時間がかかったようです。
コーヒー後進国だった日本も1960年の生豆輸入自由化により
現在では、消費量世界第3位となり
コーヒーは誰でもが楽しめる 国民的飲料となりました。


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Posted by りあん at 19:43│Comments(0)コーヒー
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